すでに艦でもなんでもないのだが 呉市海事歴史科学館こと大和ミュージアムを訪館 これだけ正式名称が忘れ去られているのも珍しい のではないのだろうか ついでに言えば海事歴史なので展示物は大和だけ ではない。 現に建屋の前に展示されている主砲、舵等は陸奥 のものだ。 …いや、結構な数のお客さんがヤマト (おそらく大和ではあるまい)だと勘違いしている と思うのだが。 それにしてもこのプロペラは今の目で見てしまうと ひどく推進効率が悪そうなのだが なお、この写真だけは三ぼけでお送りする。 (前ぼけ、後ぼけ、文章もぼけ) |
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建屋に入るとすぐに1/10スケールの大和がお迎え が、正直今回はどうでもいいのでパス …と思ったのだが 艦橋構造物前側、ボイラーに送り込むための多数の 吸気口がお分かりいただけるだろうか 人形と機銃座背後の第一副砲塔左右にある構造物も 吸気口である。 こうしてみると吸気口は艦橋周辺でかなりの面積を 占めているのがわかる。 あと得意げにツレに大和ってディーゼルだったんだ って言ってた兄さんがいたが、うん、あれだ デマって怖いね まぁ史実日本海軍の技術レベルでディーゼル大和に したら多分性能は逆にいろんな意味で低下するがな |
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今回のメインはこのボイラーだ 実は某所で大和ミュージアムには艦本式ボイラの レプリカあるよ、などと書いてしまったのだが… 実は全く、全く違っていたのである。 このボイラは金剛改装時に取り外されたヤーロー 式ボイラーの実物(一部復元モデル)だった。 金剛という言葉だけは覚えていたのだから、取り 外された英国製オリジナルなら艦本式なわけが無い あゝ穴があったら入り込みたい |
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気を撮り直して蒸気ドラム かなり見上げているので首が痛い ドラムにつながる降水管がよくわかる 当時から高温の蒸気管は耐熱銀塗装だったのか、 それとも後から塗装されたのかはよくわからない 何かご存じの方はご教授願いたい。 |
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こちらは水ドラム入り口マンホール サイズからすればむしろハンドホールかな? 随分とモダンな構造に見えるが、このバー二本は どうも後付臭いがどうだろう? オリジナルの部品ならもっと劣化していてもおか しくないと思うのだが。 ちなみにこの日は明るい単焦点レンズ一本で撮影 したのでこのボイラ全景を撮影した写真は無いの で悪しからず。 |
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科学館らしくはないかもしれないが、幾つかの 図面も公開されている。 ご覧のとおりの数字が書き連ねてあるだけの素 っ気ないただの図面なのだが… 項目の欄は私の大ッキライな横文字で書かれて いるではないか。 誰だよ英語は敵性語なんて言ってた奴は いつの時代も声が大きい馬鹿に世の中は流され ていってしまうんだなぁと感じてしまった。 …深読みし過ぎか |
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46サンチ、91式徹甲弾被帽付、無しと赤いのが かの有名な三式通常弾 こうしてみるとサイズがぜんぜん違うのがよくわか る 一式徹甲弾は更にもう少し長かったらしい |
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零式艦戦に積まれていたらしい酸素瓶 もちろん搭載されていた当時はもっとピカピカだった のだろう |
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だが、忘れないでほしい。 70年前に、酸素瓶の僅かで黴臭い酸素を頼りに 戦って散った多くの若者達がいたことを。 |