いつもの通り呉港周辺を土日にかけて撮影、最初は 土曜の夕方から Aバースに係留中の輸送艦「ゆら」 ビーチング方式で揚陸する古式ゆかしい輸送艦だが、 意外と震災等の災害派遣では港湾施設が崩壊した 場所で活躍するのだとか… 海自としてもビーチング方式の手頃な輸送艦は評価 しているらしく、定期的に後継艦の話は出てくるが 全くその姿は見えてこないわけで… ちなみに基準排水量590tは海自最小の「艦」 |
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打って変わって、こちらは一ヶ月前に就役したばか りの最新鋭、そうりゅう型潜水艦四番艦の「けんり ゅう」 X舵が特徴的なそうりゅう型の基準排水量は2950t ゆら型のざっと五倍はあるわけで… 通常、海自の潜水艦は艦番号や艦名のマーキングは 消されて運用しているが、就役直後のみ描かれている おそらく艦番号504も近いうちに消されることだろう 写真は夕刻、自衛隊旗を下ろすところ |
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もう少し時間が経ってから撮影した護衛艦「とね」 あぶくま型の同型艦と一緒にFバースで横に次々並ん でいくいわゆるメザシ係留中 先の震災ではディーゼル艦による燃費の良さと排水量 2000tという小柄な艦体を生かして陸地近くで活躍… するもやっぱりヘリ甲板が無いのは不便だったらしい 一応後部甲板はヴァートレップ輸送が出来るようには なっているのだが、ヘリ運用能力の有無は、現代では 死活問題になりつつあるようだ。 戦闘、哨戒のみならず、災害派遣時の偵察や輸送など ヘリにしかできない任務は数多いというところだろう か? というところで土曜日の撮影は終了して近くの居酒屋 「せんすい」で一杯、もとい一合 |
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翌日、七時前に撮影した某造船所、Kラインのコンテナ とバルカーに囲まれて出渠したばかりの護衛艦いせが 並んで係留されている…わけではなくとそれぞれ別の 桟橋に係留中 未だ工事期間中なので、ヘリ甲板には仮設のトイレや 作業用の車両などの機材が設置されている。 護衛艦の中では最大級のひゅうが型だが、こうして大型 商船の間に紛れ込むと意外と小さい… |
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本日八時の出入港艦は無し…国際VHFでタグボートの 「レッコ」の声が聞こえてきたのでレンズを向けると 製鉄所から出港するバルカーを発見。 これが朝八時に出港する唯一の大型船でした。 |
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それではちょっと悲しいので、高台に登って撮影、 呉湾を見下ろしながら、某造船所のコンテナ姉妹船 といせの艦橋です 実は前掲の反対側からの写真にこの撮影地点も写っ ていたり |
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というわけで、60ミリまで引いてみるとこんな感じです 観光名所?の両城二百階段を登った先にある両城 中学校から更に上がったところの某お寺さんから撮影 してみました。 ここからなら250ミリでちょうど護衛艦の全長+アルファ がいっぱいに写るので、ちょうどいい撮影スポットかも ただし周囲は民家だし、呉駅からだと登るまでに30分 ぐらいかかるけどね。 にしても高台に上がったというのに、広角めのレンズ 持っていかなかったので、あんまり迫力が出せない ですね…反省 |
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こちらが両城中学校校門 昔はこのあたりも海軍の用地で両城寮がおかれていた そうです。 周囲の住宅地も海軍将校の持ち家が多かったそうで、 出入りの商人なども含めれば、旧市街地は海軍関係者 ばかりだったのでしょうね… |
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こちらは、降りるときに撮影した例の二百階段、 毎朝毎晩ここを登り降りする中学生は大変そうだなぁ… でも降りるだけなら意外と楽? ボンベを背負って登り降りしろと言われれば裸足で逃げ 出したいが |
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呉中央桟橋ターミナル展望台より両城中学校付近を見る 今回は、中学校の右上のどう見ても民家ですというお寺 から撮影してみた。 次に上がるときは広角よりのレンズも用意していくこと にしましょう… |
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今回のオマケ、もとい撮影中に出会った猫タソ ふわふわそうなお毛毛がラブリーですが… 逃げられました… こんな人畜無害なおっさまを(以下略 |