念願の新兵器(レンズ)60-250F4の撮り始めと軽い 気持ちで、いつものとおり呉港周辺を撮りに行った ら、割りと貴重なシーンに出会ったの回 前回の時点から日が経って船渠内半注水中の護衛艦 「いせ」 |
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同じく前回から工事が進捗したバルカー船。外板の 塗装はほぼ終了した様子。 デッキクレーンも取り付け終わっているので殆ど工 事終了のようにも見えますナ しかし朝のこの時間(撮影時0655)でもここまで日 が当たるようになって、だんだんと春に近づいてい ます… |
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という訳で八時前にいつもの撮影ポジションに陣取 ると、朝から巡視艇が慌ただしく呉海上保安部の桟 橋から出港、 報道ヘリまで飛び始める中でおおすみがDバースより 出港を始めます |
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この日は輸送艦「おおすみ」が航空自衛隊第14高射隊 の装備品と隊員を宮古島まで輸送するために出港する 日だったのです。 上甲板にもペトリオットミサイルシステムを構成する 車両や他の装備品、人員を輸送すると思われる車両が 固定されています。 が、それより巨大な防舷物二つが目立っていますが 書くまでもなく今回の輸送は、北朝鮮のミサイル発射 に備えたものですが、沖縄への高射隊の輸送(増強) には民間のRO-RO船も使用されている様子なので、わざ わざ海自の輸送艦を使用するということは、防舷物の 必要となる港湾施設の充実していない宮古島には海自 のおおすみ型を使用して、那覇港には民間のRO-RO船 でも間に合うと判断したのでしょうか? |
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いつもの通りおおすみはDバースに右舷付していたので 海自、空自の隊員たちも右舷側に整列していました。 距離があって分かりづらいですが、海自隊員が作業服 にジャンパーのいつもの姿、空自隊員は地上要員なの で、航空迷彩の作業服姿のようです。 |
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おおすみ出港直後にEバースに接舷していたくにさき が続いて離岸します。 |
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くにさきはそのままおおすみ出港後のDバースに移動 朝方は(外から見える上甲板は)スッカラカン状態の くにさきでしたが… |
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夕方にはこのとおりおおすみと同じく航空自衛隊の高 射隊を積み込んでいました。 くにさきは、翌日2日に石垣島に向けて出港していき ました。 一気に積み込まなかったのは、Dバースが普通の固定 桟橋であるのに対して、Eバースは桟橋そのものが海 に浮かんでいる浮き桟橋であるために不安定だったか らではないかと思います |
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この騒動にもかかわらずに?入渠を続けるいせ、夕日 を浴びる時間帯になりました。 ところで、ひゅうが型ではヘリコプター運用能力のみ (と個艦防衛能力)を持つのみですが、次の22DDHでは 完全に個艦防衛のみに火器を絞る代わりにある程度の 輸送能力まで持たせた多目的艦となる予定です こういった輸送任務には高速で移行できるDDHの方が 適しているかもしれませんね… |
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というわけで貴重なおおすみ出港シーンに出会えた呉 港撮影でした。 最後は建造中のKラインのコンテナ船 外からアンカーが見えない四角いアンカーレセスが特 徴的なスマートさん姉妹です |