2012年3月18日 曇りじゃなかったのか?編

おかしい、今日は雨が上がって曇りになるはずだっ
たのだが…
という訳で雨の中、呉湾から広島まで撮影の旅
一枚目は造船所の建造ドック内のバルクキャリア
色が違うのがブロックの境目、そこだけブロックを
積み上げてから溶接するので、無塗装で仕上げられ
ているので色味が変わっている。
が、肝心の今日の出入港艦は一隻のみ
ただし、ちょっと珍しい艦なのでよしとする。
というわけで潜水艦救難艦「ちはや」、タグボート
に先導されて桟橋に向かっています。
前述のとおり雨の中、ヘイズで靄ってディティール
がちょっと潰れて…
二分後、コンテナ船の影に隠れる寸前、前甲板には
もやい取り要員が既に待機中、おそらく接岸は朝八
時丁度頃になっていたでしょう。
「ちはや」は、前級の「ちよだ」が潜水艦救難母艦
であったのに対して、母艦設備を排除し、さらに排
水量を増大させて、その分を救難、医療関係に割り
振っています。
ディーゼルエンジン二基の主機他の小ぶりな煙突と
巨大な艦橋構造物、その間のDSRV関連設備など他の
艦と異なる独特なシルエットを持っていますが、模
型化はしそうにないね
という訳で出入港艦は「ちはや」一隻だけだったの
で他の船
某潜水関係企業の潜水作業船ばさらさん(いや本当に
コンテナ船の船底調査か?ダイバーが甲板で準備中
だった模様
次に広島までフェリーで移動
ご覧のとおり対岸の4,5キロくらいの距離にある江
田島が全く見えないような天候でした。
移動中に造船所を一枚、建造中の海上クレーン
長すぎて大きすぎてどうやって撮っていいのか正直
よくわからん
実は出入港はしてないけどもう一枚、ドックに入渠
中の護衛艦「いせ」
今回が就役後初のドック入りとなります。撮影後に
RAWデータからカメラ内でHDRフィルターを掛けた一枚
水線下の構造は意外なほど浅いですね…
元々戦艦クラスを入れるためのドックなので、大きい
と思われている「いせ」でも割りと楽に入ってますね
広島に移動して広島県産業奨励館もとい原爆ドーム
もとい正式名称?は広島平和記念碑…らしい
つい先ごろまで耐震性調査と劣化対策のための作業
が行われていました。
正直本末転倒なんじゃねぇのという気がしなくもな
いのだが…
ある意味で鉄筋コンクリートは核弾頭に強いという
証明なのだろうか?
爆心地側の構造は崩れ落ちているものの、反対側は
比較的形を保っている。
しかし、思うのだが、本来の用途で使われて原爆が
広島に投下されていなければ、とうの昔にこの建物
は取り壊しされていたのだろうが、原爆にあったこ
とで保存され続けているのは矛盾なのだろうか?
その原爆ドームは、周辺を高層ビルに囲まれて何を
思うのだろうか?

今回撮影に使用した機材
カメラ:ペンタックスK-7
レンズ:ペンタックスDA18-250mmF3.5-6.3ED AL[IF]
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