すでに艦でもなんでもないのだが 海上自衛隊呉史料館…というよりもてつのくじら館 という愛称のほうがはるか有名になってしまったの だが ゆめタウン(ショッピングセンター?スーパー?)側 から入ると退役艦あきしおのプロペラがみられる。 いかにも胡散臭い取って付けたようなプロペラだが いや、実際「取って」「付けた」ダミープロペラな のだが 他に潜水艦を陸上展示している箇所もあるそうだが おそらく現役艦に近い構造の部分はダミーや撤去な どの処置をとったものと思われる。 |
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そして館内に入って実質上最初の展示物が…機雷 てつのくじらと言いつつ、その内容は機雷戦及び 潜水艦という二本立てであり、対水上、対空、対潜 戦闘に関する史料は限りなくゼロに近い そして僕の大っ好きな掃海母艦は意外と史料が少 ない(´・ω・`) ちなみにこの機雷は実際にペルシャ湾で掃討した イラク製LUGM-145だそうな 言うまでもないことだが創設直後の自衛隊の主任務 の一つが航路啓開のために、戦時中にばらまかれた 機雷を除去することだった。 この任務は第二復員省時代から継続されているから ある意味で掃海部隊は旧海軍から連続した歴史を保 有しているとも言える。 のだが、この機雷周辺のそのあたりの経緯を説明し た解説板をスルーする観光客は多い… |
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そして機雷でひしゃげたフロート このフロートがまだ元気だった頃は、機雷を括りつ けて安全に処理できる海域まで移送させてから処分 するもの |
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というわけで、こちらが機雷を処分するための多銃身 機関砲 いわゆるヴァッルカン!なのだが(いや、本当にM61) スタビライザーどころか、この恐ろしく簡易な照準具 を使った人間FCSで命中させられるのは相当近距離で ないと不可能だと思うのだが |
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またひしゃげた別のフロート 爆圧が一点に集中したのだろうか?塗料の剥がれ方に 偏向がある。 ちなみにこのフロアにはクウェート沖で機雷で破壊さ れた貨物船の写真もあったのだが。 見事なまでに破壊されて、船首部のコリジョンバルク ヘッドがむき出しになっている見るも無残な姿になっ ていた。 機雷とは恐ろしいものである。 |
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フロアーを一つがあると今度は潜水艦のフロア ガトー級ミンゴあらため海上自衛隊初の潜水艦となっ たくろしおの模型 模型ではあるが、旧時代の潜水艦らしい発令所と艦長 以下が配置される司令塔が分離された構造がよく分か る。 魚雷戦指揮用の機材も司令塔に搭載されている。 というか、発令所を含む主耐圧殻と司令塔は完全に別 構造なんですねー |
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今度は退役潜水艦あきしおの中、さすがにこの中は見 学者がゆっくりと進むため人口密度が高い。 内部は防衛上秘匿する必要があるものは撤去されて当 たり障りの無いものや旧式化したものだけおいてある らしい。 この写真はあるバルブのものだが、さすがにこれは本 物だろう。 いかにも神戸で建造されたものらしい物品 |
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これも本物、というか本職らしい仕事だ(笑 ハンドルの滑り止めのため細いロープで固められて いる。 |
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最後の締めはやはり(?)アンカーで 潜水艦のアンカーは音響反応を抑えるために船体に 完全に収納されるようになっており、そのためこの ような特異な構造となる。 と下のプレートに記述されていた。 |